生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

せとかの収穫始まりました

 タイトル通り、せとかの収穫が始まりました。お疲れ様です。

 っていうか、こんな閑古鳥すらお留守のブログなのに、書いたらちゃんと星が付くことに感動しました。読んでくださっている皆さんありがとうございます。ここはやめるつもりないんだけど、あまりにも放置しすぎていたので、何度目かの心を入れ替えて更新頑張ります。

 さて、収穫って仕事はなんだかんだと疲れます。そりゃそうだな、20キロ抱えてうろうろするんだもんな。

 でもこんなに綺麗にできてくれると嬉しいもんです。ほくほくと収穫です。

 ここを見てくれている人がいかに少ないかということは重々承知なんだけども、いわゆる一般人に聞きたいことがあります。それは「収穫ってどんなイメージ?」です。

 というのもね、一応愛媛県って柑橘の大産地なんですわ。で、ローカルニュースでも収穫の話題は出るわけよ。でもね、その多くが南予地域(愛媛県大洲市より南側)でね、私が住む中予地域はあんまり出てこないのよ。っていうのもね、南予地域の柑橘畑めっちゃ広いんだわ。広いということは当然生産量も多い。そうです、愛媛県南予地域の柑橘に支えられているのです。

 でね、愛媛でミカンの収穫が始まりました~とか県外からのアルバイトが来ました~っていうニュースを見るたびに「ああ、みんな収穫っていうとこういうの想像するんだろうな」って思うわけです。10人ぐらい人が来てね、みんなでうわぁぁぁぁぁっと収穫する様子。そんなに人が来ているのに終わりそうにないほど広いみかん畑、そういうの。

 で、聞きたいことはここです。みかんの収穫というと想像するのは大勢でやってもやっても終わらないみたいな風景? ってことです。気がむいたらコメントくださると嬉しいです。気がむかなかったら☆1つつけてください、よろしくお願いします(新手の☆くれ手法みたいだな)。

 はい、話を戻しまして。

 うちの収穫は両親と私たち夫婦の4人で行う。一番時間がかかる伊予柑の収穫でさえ1週間から10日ぐらいで終わる。伊予柑ってのは収穫しながら出荷するもんじゃなくて、一気に収穫して時間をかけて出荷していくものだからね。というわけで、伊予柑の終わった後の倉庫はパンパン。なんも入らん。はよ出荷せねばって感じ。

 なので我が家の規模だと何人も人が来てうわぁぁぁぁっと収穫すると倉庫がパンクするので無理なんです。そう、そんな規模でみかん作ってるの。

 家族だから和気あいあいってほど牧歌的でもなく、勝手知ったる4人が寄ってたかって仕事しているわけなので、しゃべるようなしゃべらないような。そんなペースで仕事をしております。

 これは割れたせとかを食ってるところ。たまたまハートに見えたからバレンタインにちょうどいいなって思いましてね。はい。それだけです。

 で、明日も収穫だなあ。寒いなあ。頑張ろう。


 
news.yahoo.co.jp

 日本の一時代を築いた方が亡くなりましたね。私はトヨタのことなんて本一冊読んだだけだけど、それでもトヨタのすごさってのは目が覚めるほど分かった気がしたものです。

 しかし世に溢れてるトヨタ式のなんと浅はかなことか。私はもう会社員を辞めて長いけど、あの頃からあんまり時代は変わっていないと思うから今もそうなんだろうなと思う。改善という名の改悪の嵐。ヒューマンエラーをなくすためにより多くの人間を間に入れる非効率なチェック体制。

 いつから日本はこんなに読解力も理解力もなくなったのかなあと思う。あるいは、そうではなくスケール感が持てなくなってしまったのかもしれないね。失敗を許さず、現状維持ばかり望んで、何も受け入れようとしないから。なんでも社会が悪くて社会のせいで自分が不幸になってる人もすっごく多い。そういう人は自ら動かないから声ばっかりでかい。だからそればっかりニュースで取り上げられて本当に気が滅入る。

 トヨタの歩んだ道は決して楽勝な道ではなかったよ。それでも現状を打破しようとし続けてきたから世界一なんだよね。世界一ってすごいんだよ。本当に。そこから学べることってたくさんあると思うんだよね。だから学んだ方が人生楽しくなると思うわ。

 私が読んだ本はこれ。夫氏お勧め本。