生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家二年目~

年の瀬2020

 こんにちは。今日はずっとパソコンに張り付いています。昼ご飯は上等なすき焼きでした。もう年ですね、肉があんまり食えない。

 さて、みなさん岸辺露伴は動かないをご覧になりましたか? 私は録画で見ました。だって夜は寝ちゃうからね。たぶん今日も21時ごろには寝ると思うし。

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 私はジョジョをまったく知らなかったのだけど、なぜか岸辺露伴の名前だけは知っていて、いまだに知ったきっかけの引き出しは開かないものの、とても面白く視聴しました。世界観が独特よね。

 そんな世界観を体験するべく、ジョジョの1部~3部を手に入れました。今頑張って読んでいるところです。頑張らないと読めないぐらい、中身がぎっちり詰まってるなと思う。こんなすごいもの読まずにきた自分、ちょっと残念。でもこのすごさが分かるためには、40歳ぐらいにはなっておかねばならなかっただろうなと思う。

 私はとてもジョジョを語れるほどわかっているわけではないけれど、これだけは言いたいってことがある。本当に厚みがあって面白い物語というのは、人物設定が相当しっかりしている、ともすればどんな端役であれどひとつの物語ができるぐらいに作り込まれたものでなければ、物語に厚みは生まれない。
 
 そういう意味で、ジョジョは完璧だと思う。だからこそ、読むのに苦労する。1ページの重さがすごいのだ(絵の暑苦しさもたいがいすごいが)。

 日本の漫画文化は本当にすごいなと思う。

 もうひとつ、心からすごいなあと思う漫画家さんがいる。オノナツメ先生だ。

 この人も、登場人物ひとりひとりが完璧に出来上がっている。だからすごい。スピンオフでもなんでも好きに書いてくれ(全部買うから)と思っている。

 2020年を締めくくるのがマンガだけというのはかなりアレなので、今年のことを書こう。

 今年のビッグイベントと言えば、やはりみかん農家に転身だろう。え? コロナじゃないのかって? コロナね、あんまり関係してないからね。だって密にならないところにきちゃったからさ。でも大なり小なりコロナの影響はある。マスクも消毒もするようになったってこととか、無駄に人ごみに出かけなくなったとか(そもそも、人ごみに出るタイプではないけど)。

 生活レベルではあんまりコロナの影響を受けていないけれど、でもテレビをつけると必ずコロナの情報が流れていたし、ネットを見てもコロナ情報がまず目に飛び込んできていた。大なり小なりどころではなく、あまりにも当たり前に「コロナという感染症」が日常に加わった感じはある。

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 そんな中、年末の総集編みたいな感じのノーナレを見た。緊急事態宣言前後の街の様子だった。

 それを見ていて、改めて「街って場所は、人が支え合って生きていると実感できる場所なんだな」と思った。もちろん、田舎でもそうだ。しかし、田舎は「知ってる誰か」である可能性がとても高いので、都会ほど「名前は知らないけどいつもいる~屋さん」的な存在は少ない。もっと分かりやすく表現すると、田舎の支え合いって見える誰かなんだけど、都会の支え合いって見えないたくさんの手で成り立ってる感じ。たくさんあるから一本の手が支える負荷は少ないんだけど(逆に田舎は負荷が多い)、基盤が脆弱というか、弱い感じがとても強い。

 ぶっちゃけどうなのかな、コロナで暮らしが変わったっていう人のほとんどは都会の人なんじゃないかな。事実私は自分のことで精いっぱいの2020年だったわけだし。

 みかん農家一年目、今年はとにかく初めて尽くしなので何をどう書けばいいのか分からない。

 ひとつ確実に言えることがあるとすれば、それは「なんでも自分でやれるようになろう」と思ったことは、私を大きく成長させたと思う。

 今までは「できるやつがやりゃいいじゃん」と思っていた。なんだか偉そう。でも本気で思っていた。だけど、それって要するに丸投げってことでしょ。投げっぱなしだったらいつまでたっても私はできないままなんだよなと思って、頑張ることにした。

 といってもとても些細なことだ。軽トラ乗れるようになろうとか、原付も運転できるようになろうとか、みかんが入ったコンテナ(キャリーと呼ぶ)を持てるようになろうとか。

 もちろん、どれも最初からうまくいくわけがない。車の取り回しなんてオートマでも下手なのに、マニュアル車で上手くいくわけがない。だけど、時間を書ければなんとかなる。原付もそう。怖いからスピードを出さない、だから時間がかかるけど何とかなる。コンテナも重い。重いけど速くやろうとして失敗して台無しにするよりは時間をかけてでも確実にした方がいい。

 そういう遅々たるやり方で、今年は何とかやってこられた。来年も同じように遅々たるやり方で、ちょっとずつ上達していこうと思う。

 これはすべて塩鯖から学んだことだ。そして私が塩鯖の下ではなく、塩鯖と対等に並ぶためにはしなければならないことだなと思ったことだ。そのおかげで、毎日へとへとに疲れていたけれど、できることが増えたし、見える世界が変わったし、仕事の話も対等にできるようになった(ような気がしている)。

 みかんをはじめとする、日本の農業の問題はいろいろと根深いものがある。ここ5年や10年で持ち上がってきた問題もあれば、もう何十年も抱えているものもある。一朝一夕で解決するなんて思っていない。けれど、そういう問題を抱えた場所で仕事をしていることは事実なので、この問題について考えることはあるだろうと思う。

 まぁ、それ以前に仕事できるようにならねばなと思っているけどね。まずそこよね。

 というわけで、2020年も読んでくださってありがとうございます。2021年もよろしくお願いいたします。よいお年を。