生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家二年目~

嵐のような三日間でした

 こんにちは。金曜日から雨が降り、室内での仕事をしていたこの週末。といっても、私たちは結構時間に余裕がある。

 まずJA出荷について少し書こう。うちはJAに出荷している。JAは組合員で成り立っている大規模な仲介業者みたいなもんだと思っている。協同組合だしね。JAに出荷したものは、JA〇〇と名前がついて市場に送り出される。ここならJAえひめ中央。愛媛県でもたくさんのJAがあって、どこのラインで線引きされているのかよく分からない(把握しておらん)。

 JAさんに出荷するものは、一定の規格水準を満たしていなければならない。収穫したものをどさーっとそのまま出して、JAさんが分けるわけではないのだ。今はいい機械(選果機)もあるので、どばーっと出してもいいところもあるそうだけど、うちはどばーっと出してはダメ。だから出荷の前には収穫したみかんを選別(選果)する。

 この選別が素人には難しい。サイズだけなら定規みたいなのがあるから楽に分かるんだけど、傷の具合とか、果形の程度とか、その他いろいろ基準があるのだ。今の段階の私は上手にやることができない。いや、実際素人がやってもいいんだよ。でもJA出荷した後に選果機でチェックされ、あんまりひどい状態だと減点され、買取価格が下がってしまうのだ。だからうちでは選別はまだ両親のお仕事。

 素人選別あるあるとしては「厳しすぎて一級品(いい品)がめちゃくちゃ少ない」とか「選別基準がブレすぎて、選別してる意味がない」とかじゃないかなと思う。私は前者になる自信がある(この場合、損をするのは自分である)。

 で、選別した柑橘たちを、JA指定のコンテナ(キャリー)に入れて、集荷場に持ってゆく。これを荷受けという。伊予柑なら1つのキャリーは15キロ。そのキャリーを1つずつ軽トラに積み、集荷場で軽トラから降ろすのだ。これがなかなか大変で緊張する。

 というのも、荷受けの日は決まっているので、この集落全部の組合員が一斉に集まる。みんな慣れてるからいろいろと早いのだけど、我々はまだピヨピヨなので、とにかく迷惑をかけないようにと緊張してしまうのだ。塩鯖は多少慣れてきてるようだけど。

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 雨の日だったので、新しいヤッケ(撥水加工がまだ生きている)を着て、キャリーにブルーシートをかけての出動であった。この日のキャリー数は全部で50キャリーぐらい。腕力がない私は毎回あわあわする(けど、力を入れる仕事ってのは体温が上がるのでとっても体がぬくもるのよ)。

 雨の日の仕事、他には事務仕事(今なら確定申告だし、違う季節には書類整理とかもやる)や、倉庫の整理や収穫した柑橘の入れ替え(入れっぱなしだと腐る)、整理などがある。一切合切なんにもないよ! っていう日も、たまにはある。でも基本的に何かはある。

 しかしこの雨、私と塩鯖はかなりゆっくり休ませてもらえた。明日からはもりもり働くぞー。

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 写真は原木椎茸。原木の方が美味しいらしい。明日ぐらいには食べられるサイズに開くから、椎茸って本当に「生き物」なんだねー。