生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家二年目~

念願の雨が降ってくれている

こんにちは。今日は念願の雨が、ようやく雨が、まとまった雨が降ってくれている。16時ごろから降り始めたので、仕事はしていたけれど。

この雨で冬が近づいてくるらしい。柑橘は寒くなることで美味しくなるものだから少し楽しみ。

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今日も猪の見回りからスタート。例によってかかることもなく、罠を弾かれることもない。平穏無事といえば平穏無事なのだけど、いつ畑に侵入されるか分からないから気をつけておかないとね。そして今日も椎茸は元気そう。雨でぐっと大きくなりそうな子。

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午前中はカラマンダリンの枝つり。去年はここまで丁寧にできなかったから、今年は少し余裕もある。枝をいじっていたらお猫様がいらしてた。この近所に住む野良猫さん。視線を感じて気づいたのだけど、近くてびっくり。この畑は3匹のお猫様に監督されたこともある。

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カラマンダリンは葉っぱが広くて大きくて、葉の枚数も多い品種。だから防除の薬がかかりにくいことが考えられる。そのせいか、ロウムシ(カイガラムシの一種)がべったりと。簡単にこそげとることができるのだけど、大量付着はゾッとするなあ。

カイガラムシ類は木に張り付いて樹液を吸い、種類によってはススを出す。密度が高くなると木を枯らすこともある。果実の品質も下げる、柑橘にとっては嬉しいところがひとつもない外注。

その名の通り「カイガラ」を背負ってるので薬剤が効きにくい。だから適期に防除し、カイガラムシの増殖を抑えなければならない。柑橘は虫も大好きってことだな。

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午後からはせとかのサンテかけ。果実に黒い布をかけて覆う。

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こんな感じね。見ての通り「果実どこ!?」ってなるでしょ。これで鳥から守ることができる。そのほか、果皮の褪色を防いで品質を向上させたり、果皮を保護したり、色々いいところがある。せとかはトゲのある品種なので、手が傷だらけになるのが地味に辛い。でも5日間ぐらいかかる仕事だから、慣れて仕事も早くなり、手袋をした状態でもささっとかけられるようになるんじゃないかな。そうじゃないとちょっと辛いぞ。

冬のこの仕事も辛いけど、真夏の白サンテかけは本当にきつくって、私のような素人は「木全体を覆ってしまえばいいじゃない」と思ったものだけど、葉っぱを隠すと光合成が妨げられるから良くないそう。なるほど確かに。でも、真夏の光の強さは異常だから、多少遮光したところで大丈夫な気がするんだよなあ。

サンテかけの途中から雨が降り出したのでお仕事終了。お疲れ様でした。せとかは3月上旬ごろから収穫・出荷。高級柑橘の名に恥じぬよう、美味しくなってくれよ!