生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

また一か月日記になってしまっている

できれば毎日なにがしか残したいのだが、毎日ってのはかなり難しい。だから毎日つづっている人はすごいなあと思う。それだけで才能といってもいいと思う。

ここ一か月何をしていたかというと、仕事だ。柑橘の繁忙期は冬、まさにジャストナウであるから、仕事ばっかりしている。

うちは農協出荷の農家なので、出荷日に合わせて収穫し、選別し、出荷する。

収穫したみかんたちは、サイズがバラバラで傷ありなども含まれているから、ひとつひとつ確認して農協の規格に合わせた選別を行わなければならない。中には小さな穴とかもあって、それが傷むと周りのみかんも腐らせることになるので、そんなのは外さないといけない。というわけで、必ず選別という作業が必要になる。これがなかなか地味でしんどい仕事。

で、そういう仕事の合間に来年収穫するせとかのサンテをかけたり、畑を直したり、また別の品種を収穫したりしている。

畑を直すっていうか、別の品種に切り替えるために伐採と伐根したりだな。今はコンテナ使って段々畑を整形している。もうね、なにかとすることはあるんだわ。だから意図的に休まないと休めないわよねえ。ってことで、今日はお休みしているんだけどね。

あ、そうだ。特筆すべきことがあった。

人生初、足の指の爪がはがれた。

温州みかんの収穫の真っ最中で忙しい最中に、勝手口につま先をぶつけてやってしまった。

たかがぶつけただけ、と思っていたけど流血していて、爪がはがれていることが分かった。これがもう、相当痛い。2日間は鎮痛剤漬けになるほど痛かった。また時期も時期で段々畑で踏ん張りながら収穫することが多くて、くらくらするほど痛かった。

で、足をかばって生活してたら腰が痛くなり、さらに変にかばうからかぎっくり腰にもなった。もう爆笑してしまったが、爆笑が腰に響く最悪の数日だった。

今はもうすっかり治り(腰痛は無理するとくるけど)、爪は赤黒く変色しつつ、私の親指からいつ旅立つのかびくびくしている。

というのも、夫氏は剣道をしていたので何度となく爪をはがしているそうで、今後どうなってゆくのかをよくご存じなのだ。だから今後の私の爪の行く末は聞いてるけれど、体験するのは初めて。人生っていつになっても初めてが存在しますなあ。

さ、今日はしっかりみっちり休んだから、明日は頑張って働こうかな。クソ寒いみたいだから怖いけど、まぁぼちぼち頑張ります。